須恵器丸壷

古美術展示即売会『 あなぐり』

古美術商7名による展示即売会のお知らせです。

公式Instagramアカウント内では各出店者の商品紹介が始まっています。( @anaguri8 )
会期中どなたでもご覧頂けます。

どうぞ御出で下さい。

2023年12月16日( 土 )11:00 – 18:00
17日( 日 )11:00 – 17:00
BOOTLEG gallery( 東京・神楽坂 )
東京都新宿区改代町40

出店
うまのほね
花元
逆光
志村道具店
トトトト
鳥声
南方美術店

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02
須恵器丸壷
平安時代末期( 12世紀頃 )
径 12.0 – 高 11.0 cm

端正な姿の丸壷です。小振りで収まりよく、薄手で素軽く、形の歪みというような面白味とは違ったものですが、他にない独自の魅力が花を生けることで一層引き立つ須恵器だと思います。

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あなぐりにてどうぞご覧下さい。

伽耶蕨手付土器

みなかた1人展
– 骨董品と読み終った本など –

日時
2023年1月7日( 土 )〜 1月15日( 日 )
12:00 – 19:00(最終日のみ18時迄)
場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口徒歩5分

古美術骨董と読み終った本など並べた展示会を開催します。
会期9日間のマイペースな展示会です。
どうぞご笑覧下さい。

*予約不要( どなたでもご入場いただけます。)

伽耶蕨手付土器( 御売約済 )
三国時代
5 – 6 世紀
高 6.7 cm

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伽耶丸底形土器

丸底壺では糸底の付けてある自立可能な形で、《 坩( かん )》と呼ばれる溶融合成のための形状容器です。

旧稿《 水晶切子玉と赤瑪瑙管玉 》に遡上すると、ソウルの国立中央博物館に伽耶古墳群の出土遺物が展示されていることに触れましたが、それに遜色なく、伽耶土器では初期の一時期に出現した器形、新羅をはじめとする朝鮮の土器類の中でも魅力ある品として分類出來るものかと思います。胴部からの立ち上がり、広口に至るまでの厚みを含めた輪郭は特に好ましく、繰返し眺めては暮らしています。

店内は什器入れ替えのため数日間間の抜けた空間になっていますが、伽耶二点、いずれも好んでいる小品を展示しています。その他諸般と併せてご覧下さい。

伽耶丸底形土器( 3世紀 )口径 7.8 cm – 高 8.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

新羅泥塔

赤肌色の土味をした泥塔とは趣きの異なる朝鮮の泥土製の小塔です。

浄めた泥土を使って成形( 型抜 )した多重塔のミニチュアで、ビスケットのように香ばしい色を呈しています。尖頂部は偏菱形で、夏花壇にのしかかった五輪塔のような、駒のような、堂々とした形があります。

駒を進める手つきで廻してみると、角度によっては土が残っており、そこから赤味が広がって印象も多様です。

新羅泥塔 ( 統一新羅時代 )幅 3 cm – 高 6.1 cm / 売約済み

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店 ( 12:30 – 19:00 )
世田谷・
二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分