朝鮮赤色土器

朝鮮赤色土器 / 19,000 –
三国時代
5 – 6 世紀
⌀ 9.8 cm – h 12.3 cm

朝鮮にて出土する有蓋赤色土器です。埴輪風な手に愛嬌を感じます。石英の混じった土の焼成具合が穏やかな色に赤らんでいて素朴なところばかりに目が向きますが、手が余す所なく入ってこその素朴さなのかもしれません。蓋は失くなっていることが多いのですが、嬉しいことに揃っています。

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別途送料600円、振込手数料がかかります。

ローマングラス 碗

目白コレクション出品商品のご紹介です。

ローマングラス 碗
紀元 2 – 3 世紀
⌀ 8.3cm – H 6.5cm

半筒型のローマングラスでは硝子に含まれる不純物の色による淡緑色で、しばらく捜してようやく出合えた碗の形です。光の屈折の綺麗な薄玻璃( うすはり)で、花の器として有名な見立て方をされた形でもあります。鑑賞のために二箇所を金で繕っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分

古瀬戸灰釉水注

目白コレクション出品商品のご紹介です。

古瀬戸灰釉水注
鎌倉時代
⌀ 11 cm – H 16.8 cm
箱付

古瀬戸の様相のひとつに釉薬の剥落があると云って差し支えない程に不安定な釉調をしているのは、想像するに素地と釉薬の相性に因るのでしょうか。こちらも出土品の殆どに共通した釉剥げを呈していますが、僅かに残った灰釉が素地の和らかい白に降った自然釉のような流れ方をしており、ひと回り小さな背丈は小品好きに嬉しい点でもあります。

水漏れもなく、出土品としては概ね良好な状態を保っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021年
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分
@mejirocollection

須恵器広口壺 残欠

春の催事の恒例ともなりました《 目白コレクション 》に出店させて頂きます。古美術や古道具と云った分野に関心を持っていた時期に好きな物にいくつも出合う経験をさせて頂いた催事です。本催事用に準備できた品は30点余と少数ですが、好きな物を展示したいと思います。

目白コレクション出品商品
須恵器広口壺 残欠
7 – 8 世紀
⌀ 13.3 cm – H 10.4 cm

目白コレクション( 2021. )
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分

ケルデル瓶

"このような酒瓶は、オランダ船の水夫たちが永い航海中に飲んだリキュールやジンを入れたもので、長崎港に停泊中にそれらの空瓶を海中に投棄していた。しかし、ビードロ( ガラスの意 )の瓶は、当時のわが国では珍品中の珍品であったから、水を入れて沈められたそれらの空瓶を、水中にもぐって拾い集め、高値で数寄者に売るものが現れた。"( ガラスの話 / 由水常雄 )

オランダのレールダム地方で作られたジンボトルということが現地のガラス美術館の研究史から判っているそうですが、肩の張ったもの、下がったもの、文字の入ったもの等、よく似た形態で時代を跨いで生産されていたようで、様々な作りの酒瓶を目にする機会があります。以前無色のガラス瓶を扱って以来姿に魅力を感じる物は中々見つけられていなかったのですが、大振りで、存在感の引き立った物を久々に見つける事が出来ました。実物を見なければ判断のつかないような物ですので、手に取ってご覧頂ければと思います。

ケルデル瓶( オランダ・18世紀 )幅 10.5 cm – 高 27.5 cm / 33,000円

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青釉扁壺

イランのスーサで出土した同型の遺物の資料を拾い読みしたところに拠れば"携行用の水筒"とされるパルティアの施釉壺で、掌の端で平らに伸ばしたような扁壺に双耳のついたフラスコ形状の提瓶です。

7世紀以降のペルシャ陶器を想起させる釉色ながらパルティアに独特の器形なのでしょうか。時代の下がる出土遺例に同形の物は見つけられず、図録に見られる緑釉や青釉の扁壺との相違点を探っていました。青釉の釉色の上に出土に伴なう銀化を顕したもので、掌に収まりそうな控えめな大きさの輪郭の内側に独特な色が粧飾されています。

"破損が普通の状態"とされるように、器表に斑点状の滲みのように見えるのは共色による補修痕です。両面に複数見られますが目を凝らしても補修であるのか一見判らないほど自然に直されており、美観を保っているのは好所かと思います。

自立不可、水漏れ未確認のため花器とする場合は落しをお使い下さい。

青釉扁壺 / 御売約
径 8.7 cm – 高 10.5 cm
パルティア / アルサケス朝
紀元 1 – 3 世紀頃

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黒漆三脚盤

根来の脚付盤と共通性の見られる円型の木台で、仏教美術との相性もよいのではと小像など飾ってみたくなった小盤です。盤面上層の黒漆の下には朱漆が僅かながら覗いており、用法は不明ながら寺院で用いられた小さな盤と捉えています。

一木造りで、轆轤で挽いた脚の上に帽子のつばのように張り出した盤があり、盤口縁部は鑿などの道具を使い手仕事で削り落とされています。おおよそ正円形であり、やや楕円形とも云える形でしょうか。味の良い台でもこのように建ちの低い円形のものはなく、朝鮮の餅台に似た素朴さもあり、酒器など持ち出して用いるよりも、やはり飾り台として見立てる方が合う物ではないかと思います。

脚の一部に亀裂が入っており、特に補修も施されていませんが、そのままでも差し支えない程度のものかと思います。

黒漆三脚盤( 江戸時代 )径 18 〜 19 cm – 高 5.3 cm / 御売約

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欅台

石畳のように堂々とした欅材の台で、滑稽な程の重量を具す古材です。藁を柔らかくするために木槌を使った"藁打ち"の作業台、あるいは踏台として据え置かれていたものかもしれませんが、敷板とは異なり段を持つ台として、古材の端くれではない盤石な充溢感を漲らせています。

材の角には釿( ちょうな )の痕か、刃の痕か、平面のうちにももろもろの形象を含む味が見られます。古民家から出た古材と云うよりも、寺社の建材のような一段深い気配のある古材です。

花台としての設えの他、台それ自体の鑑賞を愉しんで頂けましたら幸いです。

欅台( 日本 )47.5 cm × 27.5 cm – 高 9.5 cm / 御売約

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『 目白コレクション 2020 春 』中止のお知らせ

4月11日より開催を予定しておりました『 目白コレクション 2020 春 』は開催中止が決定いたしました。
ご案内状をお持ちいただいた方々、愉しみにして下さっていた皆様にはお詫び申し上げます。

儘ならぬこともありますが、この新しい空白を好んで考えてみることに切り替えて、既に小さな企画展等、代替の催しを告知している出展者もあります。

当店は企画展等予定しておりませんが、出品予定だった品は今週末より店内で常設展示、webサイト上でも少しずつ御紹介を予定しております。

よろしくお願い申し上げます。

南方美術店

伽耶丸底形土器

丸底壺では糸底の付けてある自立可能な形で、《 坩( かん )》と呼ばれる溶融合成のための形状容器です。

旧稿《 水晶切子玉と赤瑪瑙管玉 》に遡上すると、ソウルの国立中央博物館に伽耶古墳群の出土遺物が展示されていることに触れましたが、それに遜色なく、伽耶土器では初期の一時期に出現した器形、新羅をはじめとする朝鮮の土器類の中でも魅力ある品として分類出來るものかと思います。胴部からの立ち上がり、広口に至るまでの厚みを含めた輪郭は特に好ましく、繰返し眺めては暮らしています。

店内は什器入れ替えのため数日間間の抜けた空間になっていますが、伽耶二点、いずれも好んでいる小品を展示しています。その他諸般と併せてご覧下さい。

伽耶丸底形土器( 3世紀 )口径 7.8 cm – 高 8.3 cm / 御売約

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