初期伊万里秋草文小徳利

オンラインストアに古伊万里4点を更新しました。

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初期伊万里秋草文小徳利
江戸時代初期
1630 – 1640 年代
φ 6.3 cm – 高 9.3 cm

秋草文でも相当に可憐な絵付けで銀繕いも丁寧です。筆致が繊細で発色もよく、底面さえも魅力的です。久々に良い物が見つかりました。

新羅高杯

オンラインストア更新

3月25日の出品は陶質土器2点( 須恵器長頸壺、新羅高坏 )、李朝2点( 白磁盃、平茶盌 )、御深井の小服茶盌、刳抜の木工品の6点です。

プロフィールに記載のURLからオンラインストアへ遷移できます。

https://minakata-antiques-onlinestore.com

毎月10日 , 25日に新商品( 数点 )の更新があります。

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No.13 桝

古美術展示即売会 あなぐり vol.2

昨年二月の展示会からおよそ一年半振りの開催です。
当店のテーマは「 古美術とアート 」です。目先を変えず、好きな分野で臨みます。どうぞご覧ください。

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No.13


江戸時代
w 16.5 – h 9 cm

一升桝というと1800mlの容量があって、映画の中で原節子が長火鉢を出して来たかと見えるような、まずまずの存在感があります。四方を囲った縁に竹を貼ってあり、花籠にも見立てられる味の深い木の道具です。

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古美術展示即売会 あなぐり vol.2
日時 : 2022.9.24(土)11-18時 25(日)11-17時
会場 : 東京・神楽坂 "BOOTLEG gallery"
東京都新宿区改代町40
地下鉄東西線「 神楽坂駅 」1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . ギャラリー鳥声 . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . 南方美術店

鉄製 焚火台

展示会出品商品のご案内です。

鉄製 焚火台
ヨーロッパ
18世紀
高 33 cm

暖炉のなかに据えて薪を焚べるための西欧の焚火台です。鉄板を半環の形に曲げ、格子を通した脚と接合して形を整え、安定した、動かぬ姿の台としています。一服の煙草とともに暖をとる暮らしを想像することの出来る味わい深い道具です。

会場にてご覧下さい。

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古美術展示即売会 「 ぷちぐり 」

日時 : 2022年1月29日( 土 )- 2月13日( 日 )13:00 – 18:00( 最終日のみ16時まで )
会期中休業日 1 . 2 . 3 . 7 . 8 . 9日
※. 初日( 1/30 )、二日目( 1/31 )在廊予定です。( 在廊日については各出展者ごとにご確認下さい )

会場 : toripie( @toripie.gallery )
京都市左京区二条通川端東入ル新先斗町133 サンシャイン鴨川102
京阪電鉄 三条駅 12番出口 徒歩6分
075-757-2242

出展者
書肆逆光
トトトト
toripie
南方美術店

初日のみ朝10時より整理券を配布します。
ご入場に際しては混雑時、入場制限を行う場合があります。

「通販について」
30日 (日) の営業終了時点で残っている物に関しましては、通販を承ります。
尚、事前予約も可能とした上で先着順とさせていただきますので、通販をご検討の場合は各店へお早めにご相談ください。

古瀬戸灰釉小壺

展示会出品商品のご案内です。

3.古瀬戸灰釉小壺
高 12.8 cm

灰色に焼けた胎土と薪の灰の流れ、剥落した自然釉と頸の欠損、さまざまな要素が見所になった古瀬戸の灰釉小壺です。

会場にてご覧下さい。

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『 こっとう四人囃子 – 駄駄の会 – 』
2021.12.04日( sat )- 5( sun )
11:00 – 18:00

会場 : 荻窪ギャラリー
http://ogikubo-gallery.com/
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口 徒歩4分
03-6899-1703

※整理券は当日朝9時より配布します。

出展者一覧
古美術 猫
南方美術店
レルム
高谷

ローマングラス 碗

目白コレクション出品商品のご紹介です。

ローマングラス 碗
紀元 2 – 3 世紀
⌀ 8.3cm – H 6.5cm

半筒型のローマングラスでは硝子に含まれる不純物の色による淡緑色で、しばらく捜してようやく出合えた碗の形です。光の屈折の綺麗な薄玻璃( うすはり)で、花の器として有名な見立て方をされた形でもあります。鑑賞のために二箇所を金で繕っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分

古瀬戸灰釉水注

目白コレクション出品商品のご紹介です。

古瀬戸灰釉水注
鎌倉時代
⌀ 11 cm – H 16.8 cm
箱付

古瀬戸の様相のひとつに釉薬の剥落があると云って差し支えない程に不安定な釉調をしているのは、想像するに素地と釉薬の相性に因るのでしょうか。こちらも出土品の殆どに共通した釉剥げを呈していますが、僅かに残った灰釉が素地の和らかい白に降った自然釉のような流れ方をしており、ひと回り小さな背丈は小品好きに嬉しい点でもあります。

水漏れもなく、出土品としては概ね良好な状態を保っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021年
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分
@mejirocollection

青釉扁壺

イランのスーサで出土した同型の遺物の資料を拾い読みしたところに拠れば"携行用の水筒"とされるパルティアの施釉壺で、掌の端で平らに伸ばしたような扁壺に双耳のついたフラスコ形状の提瓶です。

7世紀以降のペルシャ陶器を想起させる釉色ながらパルティアに独特の器形なのでしょうか。時代の下がる出土遺例に同形の物は見つけられず、図録に見られる緑釉や青釉の扁壺との相違点を探っていました。青釉の釉色の上に出土に伴なう銀化を顕したもので、掌に収まりそうな控えめな大きさの輪郭の内側に独特な色が粧飾されています。

"破損が普通の状態"とされるように、器表に斑点状の滲みのように見えるのは共色による補修痕です。両面に複数見られますが目を凝らしても補修であるのか一見判らないほど自然に直されており、美観を保っているのは好所かと思います。

自立不可、水漏れ未確認のため花器とする場合は落しをお使い下さい。

青釉扁壺 / 御売約
径 8.7 cm – 高 10.5 cm
パルティア / アルサケス朝
紀元 1 – 3 世紀頃

メールによるご注文こちらから」

黒漆三脚盤

根来の脚付盤と共通性の見られる円型の木台で、仏教美術との相性もよいのではと小像など飾ってみたくなった小盤です。盤面上層の黒漆の下には朱漆が僅かながら覗いており、用法は不明ながら寺院で用いられた小さな盤と捉えています。

一木造りで、轆轤で挽いた脚の上に帽子のつばのように張り出した盤があり、盤口縁部は鑿などの道具を使い手仕事で削り落とされています。おおよそ正円形であり、やや楕円形とも云える形でしょうか。味の良い台でもこのように建ちの低い円形のものはなく、朝鮮の餅台に似た素朴さもあり、酒器など持ち出して用いるよりも、やはり飾り台として見立てる方が合う物ではないかと思います。

脚の一部に亀裂が入っており、特に補修も施されていませんが、そのままでも差し支えない程度のものかと思います。

黒漆三脚盤( 江戸時代 )径 18 〜 19 cm – 高 5.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」