No.13 桝

古美術展示即売会 あなぐり vol.2

昨年二月の展示会からおよそ一年半振りの開催です。
当店のテーマは「 古美術とアート 」です。目先を変えず、好きな分野で臨みます。どうぞご覧ください。

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No.13


江戸時代
w 16.5 – h 9 cm

一升桝というと1800mlの容量があって、映画の中で原節子が長火鉢を出して来たかと見えるような、まずまずの存在感があります。四方を囲った縁に竹を貼ってあり、花籠にも見立てられる味の深い木の道具です。

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古美術展示即売会 あなぐり vol.2
日時 : 2022.9.24(土)11-18時 25(日)11-17時
会場 : 東京・神楽坂 "BOOTLEG gallery"
東京都新宿区改代町40
地下鉄東西線「 神楽坂駅 」1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . ギャラリー鳥声 . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . 南方美術店

鉄製 焚火台

展示会出品商品のご案内です。

鉄製 焚火台
ヨーロッパ
18世紀
高 33 cm

暖炉のなかに据えて薪を焚べるための西欧の焚火台です。鉄板を半環の形に曲げ、格子を通した脚と接合して形を整え、安定した、動かぬ姿の台としています。一服の煙草とともに暖をとる暮らしを想像することの出来る味わい深い道具です。

会場にてご覧下さい。

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古美術展示即売会 「 ぷちぐり 」

日時 : 2022年1月29日( 土 )- 2月13日( 日 )13:00 – 18:00( 最終日のみ16時まで )
会期中休業日 1 . 2 . 3 . 7 . 8 . 9日
※. 初日( 1/30 )、二日目( 1/31 )在廊予定です。( 在廊日については各出展者ごとにご確認下さい )

会場 : toripie( @toripie.gallery )
京都市左京区二条通川端東入ル新先斗町133 サンシャイン鴨川102
京阪電鉄 三条駅 12番出口 徒歩6分
075-757-2242

出展者
書肆逆光
トトトト
toripie
南方美術店

初日のみ朝10時より整理券を配布します。
ご入場に際しては混雑時、入場制限を行う場合があります。

「通販について」
30日 (日) の営業終了時点で残っている物に関しましては、通販を承ります。
尚、事前予約も可能とした上で先着順とさせていただきますので、通販をご検討の場合は各店へお早めにご相談ください。

古瀬戸灰釉小壺

展示会出品商品のご案内です。

3.古瀬戸灰釉小壺
高 12.8 cm

灰色に焼けた胎土と薪の灰の流れ、剥落した自然釉と頸の欠損、さまざまな要素が見所になった古瀬戸の灰釉小壺です。

会場にてご覧下さい。

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『 こっとう四人囃子 – 駄駄の会 – 』
2021.12.04日( sat )- 5( sun )
11:00 – 18:00

会場 : 荻窪ギャラリー
http://ogikubo-gallery.com/
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口 徒歩4分
03-6899-1703

※整理券は当日朝9時より配布します。

出展者一覧
古美術 猫
南方美術店
レルム
高谷

朝鮮赤色土器

朝鮮赤色土器 / 19,000 –
三国時代
5 – 6 世紀
⌀ 9.8 cm – h 12.3 cm

朝鮮にて出土する有蓋赤色土器です。埴輪風な手に愛嬌を感じます。石英の混じった土の焼成具合が穏やかな色に赤らんでいて素朴なところばかりに目が向きますが、手が余す所なく入ってこその素朴さなのかもしれません。蓋は失くなっていることが多いのですが、嬉しいことに揃っています。

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別途送料600円、振込手数料がかかります。

ローマングラス 碗

目白コレクション出品商品のご紹介です。

ローマングラス 碗
紀元 2 – 3 世紀
⌀ 8.3cm – H 6.5cm

半筒型のローマングラスでは硝子に含まれる不純物の色による淡緑色で、しばらく捜してようやく出合えた碗の形です。光の屈折の綺麗な薄玻璃( うすはり)で、花の器として有名な見立て方をされた形でもあります。鑑賞のために二箇所を金で繕っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分

古瀬戸灰釉水注

目白コレクション出品商品のご紹介です。

古瀬戸灰釉水注
鎌倉時代
⌀ 11 cm – H 16.8 cm
箱付

古瀬戸の様相のひとつに釉薬の剥落があると云って差し支えない程に不安定な釉調をしているのは、想像するに素地と釉薬の相性に因るのでしょうか。こちらも出土品の殆どに共通した釉剥げを呈していますが、僅かに残った灰釉が素地の和らかい白に降った自然釉のような流れ方をしており、ひと回り小さな背丈は小品好きに嬉しい点でもあります。

水漏れもなく、出土品としては概ね良好な状態を保っています。

会場にてご覧下さい。

目白コレクション 2021年
4月17日(土)12:00 – 18:00
4月18日(日)10:00 – 16:00
入場無料
目白 椿ホール
東京都豊島区目白1-4-8 デサントビル地下1階
JR山手線 目白駅徒歩1分
@mejirocollection

青釉扁壺

イランのスーサで出土した同型の遺物の資料を拾い読みしたところに拠れば"携行用の水筒"とされるパルティアの施釉壺で、掌の端で平らに伸ばしたような扁壺に双耳のついたフラスコ形状の提瓶です。

7世紀以降のペルシャ陶器を想起させる釉色ながらパルティアに独特の器形なのでしょうか。時代の下がる出土遺例に同形の物は見つけられず、図録に見られる緑釉や青釉の扁壺との相違点を探っていました。青釉の釉色の上に出土に伴なう銀化を顕したもので、掌に収まりそうな控えめな大きさの輪郭の内側に独特な色が粧飾されています。

"破損が普通の状態"とされるように、器表に斑点状の滲みのように見えるのは共色による補修痕です。両面に複数見られますが目を凝らしても補修であるのか一見判らないほど自然に直されており、美観を保っているのは好所かと思います。

自立不可、水漏れ未確認のため花器とする場合は落しをお使い下さい。

青釉扁壺 / 御売約
径 8.7 cm – 高 10.5 cm
パルティア / アルサケス朝
紀元 1 – 3 世紀頃

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黒漆三脚盤

根来の脚付盤と共通性の見られる円型の木台で、仏教美術との相性もよいのではと小像など飾ってみたくなった小盤です。盤面上層の黒漆の下には朱漆が僅かながら覗いており、用法は不明ながら寺院で用いられた小さな盤と捉えています。

一木造りで、轆轤で挽いた脚の上に帽子のつばのように張り出した盤があり、盤口縁部は鑿などの道具を使い手仕事で削り落とされています。おおよそ正円形であり、やや楕円形とも云える形でしょうか。味の良い台でもこのように建ちの低い円形のものはなく、朝鮮の餅台に似た素朴さもあり、酒器など持ち出して用いるよりも、やはり飾り台として見立てる方が合う物ではないかと思います。

脚の一部に亀裂が入っており、特に補修も施されていませんが、そのままでも差し支えない程度のものかと思います。

黒漆三脚盤( 江戸時代 )径 18 〜 19 cm – 高 5.3 cm / 御売約

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欅台

石畳のように堂々とした欅材の台で、滑稽な程の重量を具す古材です。藁を柔らかくするために木槌を使った"藁打ち"の作業台、あるいは踏台として据え置かれていたものかもしれませんが、敷板とは異なり段を持つ台として、古材の端くれではない盤石な充溢感を漲らせています。

材の角には釿( ちょうな )の痕か、刃の痕か、平面のうちにももろもろの形象を含む味が見られます。古民家から出た古材と云うよりも、寺社の建材のような一段深い気配のある古材です。

花台としての設えの他、台それ自体の鑑賞を愉しんで頂けましたら幸いです。

欅台( 日本 )47.5 cm × 27.5 cm – 高 9.5 cm / 御売約

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伽耶丸底形土器

丸底壺では糸底の付けてある自立可能な形で、《 坩( かん )》と呼ばれる溶融合成のための形状容器です。

旧稿《 水晶切子玉と赤瑪瑙管玉 》に遡上すると、ソウルの国立中央博物館に伽耶古墳群の出土遺物が展示されていることに触れましたが、それに遜色なく、伽耶土器では初期の一時期に出現した器形、新羅をはじめとする朝鮮の土器類の中でも魅力ある品として分類出來るものかと思います。胴部からの立ち上がり、広口に至るまでの厚みを含めた輪郭は特に好ましく、繰返し眺めては暮らしています。

店内は什器入れ替えのため数日間間の抜けた空間になっていますが、伽耶二点、いずれも好んでいる小品を展示しています。その他諸般と併せてご覧下さい。

伽耶丸底形土器( 3世紀 )口径 7.8 cm – 高 8.3 cm / 御売約

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