6月3日より営業再開致します

およそ1ヶ月半の期間に亘り休業をさせて頂いておりましたが、6月3日( 水 )より営業を再開させて頂きます。

6月に入りましたら営業カレンダーを更新致しますので、営業日をご確認の上お立ち寄り下さい。

南方美術店

5月営業日のお知らせ

4月12日より営業を休止させて頂いておりましたが、東京都より5月31日迄の営業自粛延長要請を受け、5月の営業を引き続き全面的に休業させて頂きます。

HP掲載商品等の通販へのお問合せ、またオンラインでの買取査定は引き続き行なっております。

よろしくお願い申し上げます。

南方美術店

黒漆三脚盤

根来の脚付盤と共通性の見られる円型の木台で、仏教美術との相性もよいのではと小像など飾ってみたくなった小盤です。盤面上層の黒漆の下には朱漆が僅かながら覗いており、用法は不明ながら寺院で用いられた小さな盤と捉えています。

一木造りで、轆轤で挽いた脚の上に帽子のつばのように張り出した盤があり、盤口縁部は鑿などの道具を使い手仕事で削り落とされています。おおよそ正円形であり、やや楕円形とも云える形でしょうか。味の良い台でもこのように建ちの低い円形のものはなく、朝鮮の餅台に似た素朴さもあり、酒器など持ち出して用いるよりも、やはり飾り台として見立てる方が合う物ではないかと思います。

脚の一部に亀裂が入っており、特に補修も施されていませんが、そのままでも差し支えない程度のものかと思います。

黒漆三脚盤( 江戸時代 )径 18 〜 19 cm – 高 5.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

春の簗田寺

東京郊外のお寺。閑かな庭と、宝篋印塔、《 図書室 》と掲げられた書院は十中八九が骨董関連の古書。

本堂の縁側にすわり思慮深いつもりになって脱自をよそおうと、お茶が飲みたくなる。古備前の陶板にのったどら焼きを想像する。

もぐらの通り道( 想像以上に土が大きく膨らむ )は今年も健在。名前を知らない山野草と竹の子をみつける。ホトトギスのさえずりに混じって山羊の啼き声を聴く。

本堂の静寂。閑という音。落ち着くような気詰まりするような場所。痒くなったふくらはぎを右足でこすったり、重心を動かしたり、手の平についた畳の跡をなつかしんだりして過ごす。

4月中の営業は行政より自粛要請を受け現在休業中となっております。各商品へのお問合せは行なっていますので、お気軽にお問合せ下さい。

南方美術店

4月営業日のご案内

4月は営業日数、及び営業時間を短縮しながらの営業とさせて頂いておりましたが、東京都より5月6日迄の休業要請を受け、本日より店舗を全面休業とさせて頂きます。

再開の目処が立ちましたら改めて告知させて頂きます。

南方美術店

十二角膳

十二角と云いながらも円形を基調とした角のとれたお膳で、忠州地方の小盤から天板のみを取り外し、お盆に置き替えた朝鮮の木工品です。

ソウルで買い付けたお盆もいよいよこちらを含めて僅か二枚となりました。反りはあまり感じられませんが、天板ゆえ若干のがたつきを伴います。

十二角膳( 李朝時代後期 )径 42.5 cm / 20,000円

メールによるご注文こちらから」

李朝初期白磁明器

静かな場所あり、小豆ありで、読書が捗る。アーモンドが五臓の薬だったと豆知識を得て、次いで〈 肺が乾燥するのを防ぐ 〉という馴染みのない効能をみつける。小豆では駄目だろうか、と類似を考えてみる。

ジョン・アップダイクの『 同じひとつのドア 』を毎年初夏に読むことが習慣化しているのですが、白磁が好ましく見える時季を迎えて一所に集めてみたくなる。穏やかな日に穏やかなものを見るという倣ったような事でも、不思議なもので、一たび白磁白磁と思い込んでしまうと他のどんな形象も目に入らぬほど心を引くのが白磁の魅力のような気がします。

ミニチュアの小品で使い途の立てにくい物ではありますが、肌が非常に良い器で選んだものです。アーモンド三粒、小豆ならもう少し載ります。口縁部に窯疵が1ヶ所ありますが、状態は良好です。

白磁明器( 李朝初期 )径 5.2 cm – 高 2.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

欅台

石畳のように堂々とした欅材の台で、滑稽な程の重量を具す古材です。藁を柔らかくするために木槌を使った"藁打ち"の作業台、あるいは踏台として据え置かれていたものかもしれませんが、敷板とは異なり段を持つ台として、古材の端くれではない盤石な充溢感を漲らせています。

材の角には釿( ちょうな )の痕か、刃の痕か、平面のうちにももろもろの形象を含む味が見られます。古民家から出た古材と云うよりも、寺社の建材のような一段深い気配のある古材です。

花台としての設えの他、台それ自体の鑑賞を愉しんで頂けましたら幸いです。

欅台( 日本 )47.5 cm × 27.5 cm – 高 9.5 cm / 35,000円

メールによるご注文こちらから」

ファイアンスビーズ

石英を主原料に焼成されたエジプト新王国時代の管形ファイアンスビーズです。一般に見られる色釉のビーズの中でも厚みをもたず、繊維のように華奢な形に魅力を感じます。出土品の中から選定し、紐に通して環状に組み直されたものですが、好ましい見繕い方をされた鑑賞用の小品です。

ファイアンスビーズ( エジプト新王国時代 )
紀元前 1567 – 1085 年
管長さ 約 1.5 cm – 正円形に設置し計測の径 7 cm
御売約

メールによるご注文こちらから」

赤色磨研土器香炉( 火屋 : 長谷川竹次郎 造 )

中国赤色磨研土器の見立て香炉です。金工師長谷川竹次郎氏による銀製火屋を誂えたもので、氏の旧蔵品と伺っています。

磨研土器は紅山文化頃と考えますが、浅学にて考証は済んでおりません。三ツ脚と重なる突起が見られ、形態、色彩、共に香炉としての用を考え抜かれた佳品だと思います。

火屋は無銘です。本体にヒビの共色補修がありますが、概ね好い状態を保っています。

赤色磨研土器香炉( 火屋 : 長谷川竹次郎 造 )
径 6.3 cm – 高 4.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」