金彩グラス

浜松町 骨董・アートフェア
2024.7.27(土)10:00 – 17:00
2024.7.28(日)10:00 – 16:00
東京都立産業貿易センター2F( 入場無料 )

上記日程のイベントに出店させて頂きます。

夏の日盛りではありますが、屋根があり、窓があり、四方の壁と空調設備の整ったビルの屋内にて開催される快適なイベントです。弥生土器、西欧のガラスなど40点程を出品いたします。

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金彩グラス
ヨーロッパ( 19 – 20 世紀 )
径 7.7 – 高 9.1 cm
辻清明 旧蔵品

洋酒盃ではどっしりとしたタンブラーで、コップ酒というよりブランデーに適した大ぶりのガラス器です。安定感のある作りはまさしく実用のグラスというもので、こうしたコップは明治の頃には水呑み用のグラスとして用いられていたそうです。

"ふち. 金がすれているコップ"──と記されているようにコップに焼きつけた金彩が剥落して良いバランスに落ち着いています。箱にコップの挿絵を描いたのは辻清明氏であろうと思いますが、いつもこのような紙箱に収められています。

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#ギヤマン #プレスガラス #春海商店 #南方美術店

白磁沈文真鍮覆輪皿

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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白磁沈文真鍮覆輪皿
明代( 16 世紀 )
径 10.5 cm

明代の饒州窯( にょじゅうよう )の作りで五枚揃。李朝白磁などと比べると象牙色の気品のある肌で少し上品すぎるくらいですが、沁みが交じって色の斑があらわれて幾分雑味のある器になっています。

定窯様式の絵様が釉薬の下の素地に彫り込まれ、口縁部には金属製の覆輪(ふくりん)が嵌められています。内二客に浅いニュウがありますがいずれも実用的なコンディションです。

会場にてご覧ください。

呉須赤絵花鳥文皿

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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(1)呉須赤絵花鳥文皿
中国 明時代末期( 17世紀 )
径 21.5 cm

(2)古伊万里呉須赤絵写花鳥文鉢
江戸中期( 18 世紀 )
径 16.8 cm

福建省・漳州窯の色絵磁器皿(1)とその写し(2)に当たる古伊万里の色絵鉢です。筆趣に長けた画と紙芝居風の稚拙な画とが対比してみることで可笑しみを増します。精巧な写しというより大体の感じとして模倣された写しの展開を見ることができます。

会場にてご覧ください。

李朝民画 蓮池水禽図(断片)

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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李朝民画 蓮池水禽図(断片)
韓国 19世紀
額 49 × 37 cm

蓮池のほとりに居る水禽の図は中国の南画に由来する構図で、朝鮮では民画として親しまれた吉祥画のひとつです。本品は屏風絵を剥がした断片と思われ、和紙あるいは韓紙で裏打ちされたものをアクリル額装してあります。

会場にてご覧ください。

萬古猪口

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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萬古猪口
径 7.2 – 高 5.5 cm
明治 – 大正時代

粘土の灰みががった色、白い釉薬の沁み具合のよい筒胴型の猪口です。茶盞に相性のよい器で底部には萬古の在印があります。

古伊万里白磁陰刻竹鳥文皿

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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古伊万里白磁陰刻竹鳥文皿
江戸・延宝期( 1670 – 1700 年代 )
径 19.3 – 高 3.6 cm

口紅手の中皿。純白の白磁の素地に彫られた線画は南画の暢んびりとした調子の表れた竹鳥図。閑とした空気感がよく表されています。器に弧線のように周った黒い線はヒビ割れを漆で埋めたものですが、縁取りのようにみえるためかこれ幸いというコンディションです。

会場にてご覧ください。

初期伊万里 陶片群

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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初期伊万里 陶片群
1640 – 1650年代
径 9.8 〜 11.2 cm

全体の形を留めた二片( 吸坂手碗 / 青磁香炉 )と、辰砂を顔料に秋草を描いた徳利の上部断片からなる陶片群です。いずれも完器ではなく標本にしかならない参考品ですが優品の断片でもあり非常に魅力的です。

会場にてご覧ください。

硝子小瓶

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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硝子小瓶
北ヨーロッパ 19 世紀
高 11.4 cm

中世後期の北ヨーロッパの産物として名高い"森林ガラス"(Waldglas)の小瓶です。森林地帯に工房を構え、大量のブナの木を燃料に多種多様の吹きガラスを作っていたこの一帯の硝子製品はいまでは到底つくることのできない代物で、小さな小瓶であっても稀少な品です。

大小さまざまな気泡、吹きガラス独特の歪みを伴う形で、底部の竿で吹いた痕(ポンテ)なども見ていて愉しいものです。

会場にてご覧ください。

色絵小服茶盌

みなかた一人展

古美術骨董など好きなものを並べる会期9日間のマイペースな展示会です。古陶磁、ガラス、金工品など諸国のものをジャンル問わず100点程展示いたします。

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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色絵小服茶盌
江戸時代
径 12.3 – 高 5.3 cm

京焼と異なる土味ながら京焼風の色絵のある夏向きの良碗。信楽の茶盌に京焼の上絵付けを京都で施したものなのかナンナノカ、なかなか解けきらない作行きの茶陶でも佳いものであればそれに如くものもないと大事にされていたのか、口縁部には丁寧な金繕いも見られます。

会場にてご覧ください。

有線七宝花文盃

みなかた一人展

日時
2024年6月1日( 土 )〜 6月9日( 日 )
12:00 – 19:00( 最終日のみ18時迄 )

場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
『 荻窪駅 』北口徒歩5分

※予約不要 (どなたでもご入場いただけます)

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有線七宝花文盃
中国 / 明・清代
径 8.9 – 高 5.3 cm

紀元前から存在する『 七宝 』工芸のなかでは、中国明・清代のものと思われる薄手の七宝器です。外側に中近東から伝播したような意匠性の花唐草の模様、内側に藍色等のエナメル顔料を施釉した牡丹唐草の模様と田丸弥の煎餅のような「の」のような形の線模様とが敷き詰められています。

中国の七宝器の特徴のひとつに有線七宝というものがあり、これは"銅線や銀線で器の表面に模様を作りエメラル顔料で隙間を埋める技法"なのですが、本品は等級としてはノーマルとされる銅糸を用いたものと思われます。

中国七宝史など余り関心のない人でも惹きつけられそうな意匠性に傑れた品で、状態もよく保たれています。

※同時代の七宝器の資料を抜粋して画像掲載しております。ご参照ください。