デルフト白釉容器

デルフト白釉容器
17世紀後半
オランダ

週末に控えた企画展には格別なものを出品しなければと思いながらも、どこかでみたことのありそうな、かと言って、類型的で、想像することにほとんど努力を要さないものをお見せするというのでもなく、例えばこのデルフト容器のようにありきたりと思われるものでも見るべきところのあるものをじっくり見ていただきたいと考えています。ちなみにこちらはアムステルダムから渡って来たデルフト容器。

何でも図に撮って──という事を好まないため多くのご紹介は出来ませんが、さすがと唸るようなもの、各出店者のwebアカウント等からたくさんご覧頂けます。休もうか止しておこうかと後向きな心が働くくらいに魅力的なものばかりで一出店者として早くも臆していますが、会場、または会場にお越しになれない方を含め、皆さまにこの展示を楽しんで頂ければ幸いです。

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古美術展示即売会 「 ぷちぐり 」

日時 : 2022年1月29日( 土 )- 2月13日( 日 )13:00 – 18:00( 最終日のみ16時まで )
会期中休業日 1 . 2 . 3 . 7 . 8 . 9日
※. 初日( 1/30 )、二日目( 1/31 )在廊予定です。
( 在廊日については各出展者ごとにご確認下さい )

会場 : toripie( @toripie.gallery )
京都市左京区二条通川端東入ル新先斗町133 サンシャイン鴨川102
京阪電鉄 三条駅 12番出口 徒歩6分
075-757-2242

出展者
書肆逆光
トトトト
toripie
南方美術店

初日のみ朝10時より整理券を配布します。
ご入場に際しては混雑時、入場制限を行う場合があります。

「通販について」
30日 (日) の営業終了時点で残っている物に関しましては、通販を承ります。
尚、事前予約も可能とした上で先着順とさせていただきますので、通販をご検討の場合は各店へお早めにご相談ください。

李朝 桃型水滴

展示会出品商品のご案内です。

2.桃型水滴
李氏朝鮮王朝時代( 19 世紀 )
⌀ 5.2 – h 6.1 cm
合箱

朝鮮の文房具にしばしば見られる桃型の水滴です。雛鳥の嘴のように短い注ぎ口( 後補 )など、桃らしからぬ形に模られたつくりで、手乗り文鳥のような、あるいは東京銘菓のような愛らしさの中にしっかりと手遊びの精神が感じられます。

会場にてご覧下さい。

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古美術展示即売会 「 ぷちぐり 」

日時 : 2022年1月29日( 土 )- 2月13日( 日 )13:00 – 18:00( 最終日のみ16時まで )
会期中休業日 1 . 2 . 3 . 7 . 8 . 9日
※. 初日( 1/30 )、二日目( 1/31 )在廊予定です。( 在廊日については各出展者ごとにご確認下さい )

会場 : toripie( @toripie.gallery )
京都市左京区二条通川端東入ル新先斗町133 サンシャイン鴨川102
京阪電鉄 三条駅 12番出口 徒歩6分
075-757-2242

出展者
書肆逆光( @syoshi_gyakko )
トトトト( @1o1o1o1o_ )
toripie ( @toripie_antique )
南方美術店( @minakata_bijyutsu )

初日のみ朝10時より整理券を配布します。
ご入場に際しては混雑時、入場制限を行う場合があります。

「通販について」
30日 (日) の営業終了時点で残っている物に関しましては、通販を承ります。
尚、事前予約も可能とした上で先着順とさせていただきますので、通販をご検討の場合は各店へお早めにご相談ください。

李朝白磁塩笥小壺

掌にのせて遊びたくなる手頃な姿に可愛らしさが強調されてしまいそうですが、李朝民窯らしい白磁の魅力が詰まった優品で、小さな塩笥も珍しく、一目で所有することが決まっていたような、既に選択を終えていたというような手応えと魅力を感じたものです。

塩笥( しおげ )は"碗"や"鉢皿"のように器の形態と用途を指すもので、現代に馴染みのない道具のためか骨董に於ける"用語"のように扱われてしまっている存在でもあります。胴身の丸い形は素朴に象られていて、器表面の透明釉が薄いグリーンを差したように発色しているのが好所です。古色の滲んだ複雑な肌合いを視るには理想的な存在ではないでしょうか。

睫毛の量が二倍になるほどの変化ではありませんが、当初よりあった古疵の欠けを本漆( 銀直し )にて修繕してもらったところ期せずして温かみを増したような良い変化が得られました。小さなホツは直さず、そのままの状態にしてあります。

李朝白磁塩笥小壺( 朝鮮時代 )⌀ 6.5cm – H 4.3 c m / 御売約

メールによるご注文こちらから」
別途送料600円、振込手数料がかかります。

初期伊万里 白磁陽刻皿

初期伊万里白磁陽刻皿 / 御売約( sold )
江戸前期( 1640 – 50年代 )
⌀ 15 cm – h 3.5 cm

初期伊万里の白磁は珈琲やカラメルビスケットが似合うとの私見に根拠はありませんが、そのことに共感してくれる人の択ぶ古伊万里もまた好みという共通点があります。白でも生掛けの釉薬による雑味を含んだ白磁というのが好ましく、和皿と洋皿の雰囲気とを併せた器ならではの実用性の高さも好所です。ご覧のような金繕いと浅いニュウが見られますが、丁寧で好感の持てる補修です。

メールによるご注文こちらから」
別途送料600円、振込手数料がかかります。

無地安南輪線文茶碗

展示会出品商品のご紹介です。

13. 無地安南輪線文茶碗
15 – 16 世紀
ベトナム
⌀ 10.9 cm – h 10.8 cm

( 御売約 )

本企画展に出展されるトトトトさん( @1o1o1o1o_ )は湖でしばしば目撃されるUMAのような存在だそうですが、安南陶器でこの碗に出遇うことは二度とないだろうという稀少な物を出品させて頂きます。"無地"と言いながら"輪線"があるという矛盾は脇に置いて、肌の良さや身の丸さなど好んで頂けそうな良碗です。

会場にてご覧下さい。

《 通販について 》
当店の企画展出品商品のご購入はご来場の皆様を優先させて頂きます。会期終了後、在庫がある物に限り28日18時より通販対応させて頂きますのでお問合せ下さい。尚、出展者ごとに対応が異なります。通販ルールについては各店までご確認下さい。

《 整理券配布について 》
当日の入場整理券の配布やご入場にあたっての注意事項はInstagram公式アカウントに記載があります。@anaguri8 よりご確認下さい。

李朝白磁徳利

展示会出品商品のご紹介です。

7. 白磁徳利
李朝初期( 15世紀頃 )
容量 220 ml
⌀ 8.3 cm – h 13.2 cm

( 御売約 )

李朝の酒器では中々ないような白磁の徳利です。鉄分を含む土で手取りには重さを感じますが、臭いもなく実用向き。釉溜まりによる硝子色の口縁部はこの徳利ならではの見所かと思います。

古美術展示即売会 あなぐり
会期 : 2021.02.27 ( 土 )- 28( 日 )
時間 : 11:00 – 18:00
会場 : BOOTLEG gallery
東京都新宿区改代町40 / 地下鉄東西線・神楽坂駅1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . toripie . 南方美術店

《 通販について 》
当店の企画展出品商品のご購入はご来場の皆様を優先させて頂きます。会期終了後、在庫がある物に限り通販対応させて頂きますのでお問合せ下さい。尚、出展者ごとに対応が異なります。通販ルールについては各店までご確認下さい。

初期伊万里蘭文盃

初期伊万里の盃をありふれた等質性のものと感じる方もいるかも知れませんが、器の繕いのベースは和紙によるもので、そこに漆を重ねていく方法で補作されたという盃です。

人の手の入った骨董に自然でないものを感じてしまう場合には、いっそ傷もののままであってくれたらと余分なものの存在を嘆くこともあるものですが、この盃の場合、繕いによって新しく独自なものに基礎づけられている感覚を共感していただけるのではないかと思います。

生掛けの釉薬によく似合った繕いで、蘭文の絵付けや釉調などバランスに長けた盃です。酒器や茶盃としても無理なくお使い頂けます。

初期伊万里蘭文盃( 江戸初期 )外径 6.5 cm – 高 4.5 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

白釉大皿( イタリア 18世紀 )

四彩の手慣れた文様が額( ひたい )からぶら下がるような恰好で絵付けされたもので、絵と余白とのバランスによって肌の美しさの利いた素晴らしい西欧陶器の大皿に出合えました。

資料にあるように、マジョリカ陶器には"貴族の紋章"を付した食器一式が博物館のコレクションとして収蔵されており、紋章は注文品に見られる特徴のひとつとしても記載されています。余り詳しい分野ではありませんが、本品もそのような類のものでしょうか。フレンチ・ファイアンスとの区別が難しいのですが、絵様が"余分なもの"としてでなく巧く効果を発揮しているものの好例かと思っています。

おおらかな丸形の器体にフラットとは云いにくい底面があり、ややガタつきがあります。歪みを伴った正円から楕円の麦わら帽型、浅いニュウが十時の方向より見られますが、実用に差し支えなく、長くお役立ていただける器かと思います。

白釉大皿 ( イタリア 18世紀 )径 35.8 cm – 高 5.6 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

李朝初期白磁明器

静かな場所あり、小豆ありで、読書が捗る。アーモンドが五臓の薬だったと豆知識を得て、次いで〈 肺が乾燥するのを防ぐ 〉という馴染みのない効能をみつける。小豆では駄目だろうか、と類似を考えてみる。

ジョン・アップダイクの『 同じひとつのドア 』を毎年初夏に読むことが習慣化しているのですが、白磁が好ましく見える時季を迎えて一所に集めてみたくなる。穏やかな日に穏やかなものを見るという倣ったような事でも、不思議なもので、一たび白磁白磁と思い込んでしまうと他のどんな形象も目に入らぬほど心を引くのが白磁の魅力のような気がします。

ミニチュアの小品で使い途の立てにくい物ではありますが、肌が非常に良い器で選んだものです。アーモンド三粒、小豆ならもう少し載ります。口縁部に窯疵が1ヶ所ありますが、状態は良好です。

白磁明器( 李朝初期 )径 5.2 cm – 高 2.3 cm / 御売約

メールによるご注文こちらから」

古伊万里瑠璃釉猪口

年が明けて物事も緩やかに動き始めていますが、何となく消極的でまごついていたインスタグラムのアカウントを開設致しました。日曜版のようなつもりで、いままでのように身辺に持ち上った小さな出來事について話をつづけて行くつもりです。どうぞよろしくお願い致します。

古伊万里の覗き猪口と呼ばれる形ですが、右肩上がりで、可笑しな恰好に傾いているのは不測のことです。曲がりなりにも瑠璃釉という姿勢を保っているところに返って好ましさがあり、瑠璃色の斑らな調子にも動きが感じられます。

無疵・完品。

古伊万里瑠璃釉猪口 ( 江戸時代 )外径 5.4 cm – 高 5.4 cm / 御売約