李朝螺鈿小抽斗

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櫛笥( くしげ )と云うのは櫛や化粧道具を入れておくための箱で、上段に髪を梳く道具を、下段には白粉などを収めるために用いた小抽斗です。

青貝を貼った螺鈿は薄く彫ったところに嵌める形で行われますが、やや省略があったのか直に貝を貼り付けているため浮き出した恰好になっています。湖面を菱形によって表現する所や、鳥の恰好など、背景として存在している物すべてが生きて表現されているように思えます。

時代の若い物が殆んどですが、確りと時代のある物で、上段の把手のみ後補ですが巧く直しています。その他若干の剥離などが見られますが、実用性のある状態を保っています。

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李朝螺鈿小抽斗 ( 李朝時代 )横幅 26 cm – 奥行 23.3 cm – 高さ 26 cm / 70,000円

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南方美術店 ( 12:30 – 19:00 )
世田谷・
二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

丸盆

GEEP171

日延べされた夏を過ぎると、冬支度を前に短い時間がある。ナボコフの短編集が読みたいのですが、とても読み了りそうもない。雀の鼻より短いじゃありませんか──と扁平な顔の男が答える。”雀はもうとっくに南へ行きましたで”。ナボコフ風のこしらえ話であります。

鑿や鉋などによる刳り貫き盆です。大きく構えたものながら細やかな感情の通うもので、大味にならないのが好所かと思います。重みを増したように円熟した古色があり、明瞭な木目は近々と混じり合って、三々五々に散らばった酒器を一つところにまとめて置くと新鮮な気分が滲みます。

塑性変形と云うのか、乾燥による亀裂が口縁部に二箇所見られますが、実用には差し支えありません。平底、ガタつきもなく、立ち上がりも控えめで理想的な木味です。

丸盆 ( 詳細不明 )外径 42.8 cm – 高さ 3.5 cm / 売約済み

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南方美術店 ( 12:30 – 19:00 )
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企画展 玩具コレクション 《 2018. 9.22 – 9.30 》

MOC3

派手な宣伝もなく、いつの間にか始まり終わっているようなひっそりとした企画です。

鉄、木、刺繍、文房具、人形、オブジェ、古道具など、なかなか数の集まらないものを約50点揃えました。ほとんどが数千円という遊び心からなるものですが、価格なりに愉しんで頂けると思う物を丁寧に選ばせて頂きました。初心(うぶ)な気持ちと、これまで古い物を見ながら感じたこととを恥ずかしながら見て頂く機会としたいと思います。これから古い物を蒐めはじめるという方にも愉しめる企画展にしたいと思いますので、どうぞお誘い合わせの上お越し下さい。

※ 企画趣旨の都合上、ご購入頂いた品は会期終了後にお引取り / または郵送でのお渡しとなります。

その他、常設販売品も並びます。( 常設販売品は当日お持ち帰り頂けます。)

企画展 玩具コレクション
会期:2018年9月22日( 土 ) – 30日 ( 日 ) – 終了致しました –
時間:12:00 – 19:00 ( * 23日のみ休業日 )
会場:南方美術店

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世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

ウィンザーチェア

GWC155

西洋の家具のなかでもウィンザーチェアは好きで、形が装飾的でないものがより好ましいと思います。特に20世紀に入ってしまうと、余り作りのよいものがない印象です。背面(背もたれ)がスティック状になっていることから「スティックバックチェア」と呼びますが、轆轤で木を円く削ってから手作業で一本一本の先端を細くする作業など、手間のかかったものでもあります。手触りを確かめたり、腰かけてみたりしていると、それが古い習慣であるかのように馴染んで感じられて、どのような空間にも調和するのが魅力です。

後脚に一箇所、1cm程度の擦り傷が見られます。メンテナンスがされており、ぐらつきもなく、好い状態を保っています。

ウィンザーチェア( 英国 19世紀 )座面の幅 41 cm – 座面の高さ 43.5 cm – 背面の高さ 87.8 cm / 売約済み

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南方美術店

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世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

縞硝子コップ

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陶器では数百年も前のものが幾らでもあるかのようなのに、日本の古い硝子と云うとせいぜい江戸末〜明治の頃の和ガラスを目にする程度で、江戸中期の薄い吹き硝子など博物館でもあまり目にするような機会がないように思います。手の込んだ硝子はほとんどが西洋からの輸入に頼っていたとはどこかで読んだ話ですが、古渡りとして輸入されていた硝子はビードロや義山(ギヤマン)などと呼ばれて大変貴重なのですが、この硝子は古渡りの注文にも思える薄手の造りで、縁に金彩を施し、鎬(しのぎ)のように細やかな面を取った古いバカラの硝子のようでもあります。

ワイングラスなど脚の付いたものと比べてもコップ形のグラスはヨーロッパでも極めて数が少なく、寸法を含めて酒器向きの古いグラスを捜すのは大いに苦労するところです。嬉しいことに疵もなく、程度のよい完好品です。

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縞硝子コップ( 十九世紀 )口径 8.5 cm – 高さ 9 cm / 売約済み

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骨董古美術古道具
『南方美術店』

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世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

日本の漆塗りの小抽き出し

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李朝の書案に置く物として長く探した小抽き出しで、筆入れのように奥行きのあるものです。大きさに随分こだわりましたが、佇まいとしても静かで、中国にも似たものがありそうですが、もしあれば絵がありそうで、このシンプルな日本の小抽き出しが一番でした。材は軽めです。

漆塗りの小抽き出し(日本)横幅 8.9 cm – 奥行き 18.2 cm – 高さ 10.6 cm / 売約済み

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