漳州窯の呉須赤絵と呼ばれる小さな盤。
盤というのは水を張ってその水面のゆらぎなどを鑑賞するための器で、閑かに遊ぎ廻る姿というのが、盤の中心に、上絵付けによって描かれています。
盤といっても五寸余りの器で、水菓子など盛る器に使えるのが嬉しいところです。空也の和菓子、アノ餡子の入った最中だろうと云われるのですが、生菓子が旨いのです──など盛って中国茶や珈琲などと併せて愉しみたいものです。
呉須赤絵菓子皿 / 御売約済み
中国 漳州窯
明朝末期( 1600年代 )
φ 16.8 cm
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週末に開催の骨董市に出店させて頂きます。茶器など身辺にあったもの、使っていたものなど中心に細かなものを択んで行きます。
11月6日(日)
大江戸骨董市
東京国際フォーラム 地上広場
9:00 – 16:00