イスパノモレスク

第3回『 駄駄の会 』

出展者3名による小さなイベントのお知らせです。
ギャラリーの空間を3つに区切って骨董品の展示即売会を行います。

当店は硝子棚を搬び入れて小品趣味のものや形と色のものなど30点程準備しています。

会期中どなたでもご覧頂けます。
どうぞ御出で下さい。

第3回『 駄駄の会 』
2023年12月2日( 土 )11:00 – 18:00
2023年12月3日( 日 )11:00 – 17:00

出店
古美術 猫
高谷
南方美術店

会場 荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8( 荻窪駅北口徒歩6分 )
※初日のみ朝9:00より整理券を配布いたします。

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04
イスパノモレスク( 御売約済み )
スペイン 18世紀
径 31.5 – 高 5.7 cm

ラスター彩という金彩に似た輝きをもつ釉薬を用いた陶器で、イスパノモレスク( イスパニア・ムーア人の陶器 )と呼ばれます。嬉しいことにひびや補修のないコンディションです。

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駄駄の会にてどうぞご覧下さい。

白地黒彩陶器

オンラインストアに白地黒彩陶器をアップしました。

5月に入り体調を崩してから仕事も黙りがちになりました。ただの風邪でしたが、捗らないままに日を繰ってしまい1点のみの更新になります。予定していた商品の更新は次回をお待ちください。

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白地黒彩陶器
10世紀
イラン・ニシャプール 
φ 13.3 – H 5.2 ( cm )

東イランのニシャプールはササン朝の時代から知られた地方都市で、アジア内陸を貫くシルクロードの長い山脈に入りメソポタミアの地に入るための要衝地域であったとされます。大地震により旧市街が捨てられる十三世紀後半迄の遺物がニシャプールの旧市街より出土します。

三彩刻線文高杯

みなかた1人展
– 骨董品と読み終った本など –

日時
2023年1月7日( 土 )〜 1月15日( 日 )
12:00 – 19:00(最終日のみ18時迄)
場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口徒歩5分

古美術骨董と読み終った本など並べた展示会を開催します。
会期9日間のマイペースな展示会です。
どうぞご笑覧下さい。

*予約不要( どなたでもご入場いただけます。)

三彩刻線文高杯
ビザンティン帝国時代( 13 – 15 世紀 )
キプロス諸島
φ 16.5 cm

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円文切子装飾硝子瓶

みなかた1人展
– 骨董品と読み終った本など –

日時
2023年1月7日( 土 )〜 1月15日( 日 )
12:00 – 19:00(最終日のみ18時迄)
場所
荻窪ギャラリー
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口徒歩5分

古美術骨董と読み終った本など並べた展示会を開催します。
会期9日間のマイペースな展示会です。
どうぞご笑覧下さい。

*予約不要( どなたでもご入場いただけます。)

円文切子装飾硝子瓶( 御売約済 )
イラン
9 – 10 世紀
高 14 cm

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No.07 舟型灯火器

古美術展示即売会 あなぐり vol.2

昨年二月の展示会からおよそ一年半振りの開催です。
当店のテーマは「 古美術とアート 」です。目先を変えず、好きな分野で臨みます。どうぞご覧ください。

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No.07
舟型灯火器
緑泥石
7 cm

路上に転がる石のように小さなものですが、石をこの形に仕上げる迄には相当な労力を要したものと想像します。灯芯部にかけて平面と言えそうな面が付けられ、舟型なのか、なにか象徴的な意味をもつオブジェのような形に仕上げられている点が、ただの円や楕円の道具とひと味違う所です。正確な年代は判りませんが、西アジアから中央アジア地帯の古代遺物と考えられそうです。

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古美術展示即売会 あなぐり vol.2
日時 : 2022.9.24(土)11-18時 25(日)11-17時
会場 : 東京・神楽坂 "BOOTLEG gallery"
東京都新宿区改代町40
地下鉄東西線「 神楽坂駅 」1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . ギャラリー鳥声 . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . 南方美術店

石製有蓋容器

展示会出品商品のご案内です。

7.石製有蓋容器
⌀ 5.8 cm

パキスタン〜アフガニスタン及びイラン東部にて出土する石製の有蓋容器です。ナスフ体による碑文から10世紀以降の作と判ります。金属器の形を模したステアタイト( 滑石 )製で、ナバテア・ローマ時代の石碑のように美しい毛彫りの刻線が見られる優品です。

会場にてご覧下さい。

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『 こっとう四人囃子 – 駄駄の会 – 』
2021.12.04日( sat )- 5( sun )
11:00 – 18:00

会場 : 荻窪ギャラリー
http://ogikubo-gallery.com/
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口 徒歩4分
03-6899-1703

※整理券は当日朝9時より配布します。

出展者一覧
古美術 猫
南方美術店
レルム
高谷

コリントス式アリュバロス

展示会出品商品のご案内です。

5.コリントス式アリュバロス
⌀ 5.8 cm – h 4.8 cm

古代ギリシャ・コリント時代には香油壺をいくつかの形状の彩文土器に保存していました。壁画に似た描画の刻線は芸術的で、美術館に収蔵されたものより魅力的なモチーフの作品であると思います。

会場にてご覧下さい。

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『 こっとう四人囃子 – 駄駄の会 – 』
2021.12.04日( sat )- 5( sun )
11:00 – 18:00

会場 : 荻窪ギャラリー
http://ogikubo-gallery.com/
東京都杉並区天沼2-5-8
荻窪駅北口 徒歩4分
03-6899-1703

※整理券は当日朝9時より配布します。

出展者一覧
古美術 猫
南方美術店
レルム
高谷

青銅製小銅鐸

青銅製小銅鐸 / 御売約
古代ビルマ・ピュー王国期
紀元一千年紀
高 8 cm

古代ビルマ・ピュー王朝と言われても馴染みのない分野です。中国から朝鮮半島の銅鐸どうたくが祖型になっているように想像していますが、不規則な小孔が穿たれているのは揺り鳴らして音を発するためでしょうか。風が吹けばピューと鳴りそうな…とつまらない事を考えながら"ピューリタン"や"ピポー"のように耳に残る名をひとつ覚えたという所で、ピュー王朝の古代遺跡群に関する文献はこれから手元に取り寄せるという不見識さです。甚だ頼りないながらも全体を埋めた緑青の古色におもわず手が伸びます。賛否というよりそれぞれの視点や考古的愉しみにお役立て下さい。

メールによるご注文こちらから」
別途送料600円、振込手数料がかかります。

青銅盃

青銅盃 / 35,000 –
紀元 2 世紀頃
ローマ時代
⌀ 5.5 cm – h 3.3 cm

形のへしゃげた盃。胴周りに同心円状の三条の線が廻り、薄い器体は低い高台をもちます。アッシリアの黄金盃やエトルリアに見られるパテラ盃のような等級品ではありませんが、青銅器としてのディテールや崩れた造形感覚をたのしんで頂ける佳品かと思います。参考品につき安価ですが、外傷による金属の裂け目等もなく、コレクションとしても愉しめる小品です。

メールによるご注文こちらから」
別途送料600円、振込手数料がかかります。

小スキュポス

小スキュポス / 130,000 –
初期ヘレニズム時代
紀元前 4 – 3 世紀頃
イタリア・ナポリ出土
⌀ 8.2 cm – H 8.9 cm – 把手を含む⌀ 13.8 cm

スキュポス ( 2つの水平ハンドルの付いた飲用ボウル ) いわゆるグナシア属の陶器です。このスタイルはイタリア・プーリア東部の古代都市グナティア ( 現在のエグナツィア ) で作られた黒色陶器で、紀元前4世紀から製作されています。

月桂樹,蔦,蔓植物などが紙芝居風のタッチによって描かれ、彩色の残った絵は全体の一部ながら、元の絵はまだ影として見ることができます。グナシア陶器は19世紀に初めてエグナツィア遺跡から発見された例も多く、長い歴史をかけて地面に引っ張った線や、領土をめぐる闘争を尻目に土の中で眠り続けていました。大小様々、絵も様々の中で、絵の剥落を含め気に入った佳品です。

1965年5月23日、ケルンのヘルマン ジルケル骨董品店購入、ケルンの博物館解体時に放出された品物とのメモがあります。*メモはスキャンした画像データとしてお渡しできますが、紙としては付属しません。

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別途送料600円、振込手数料がかかります。