水晶切子玉と赤瑪瑙管玉

ソウルの国立中央博物館では《 伽耶の本質展 》が催されていますが、本場とあって日本では中々見られない伽耶土器を多く見られた事は収穫でした。館内を徘徊すると水晶切子玉と赤瑪瑙管玉も展示されており、朝鮮の水晶などは余り美しく保たれているので古来のそれとは気づかぬような出来栄えです。

等級として比較して良いかは判りませんが、手元に収めた2つの出土遺物はお気に入りの2種で、何か共通する存在をそれぞれの内に感じます。管玉などどれも大同小異で、安く手中に収められればいいと考える方もあるかもしれませんが、選ぶ段になってこれと決めるくらい魅力のあるものを求めたい方に見て頂きたい佳品です。

いずれも古墳時代後期頃、瑪瑙は韓半島からの渡来品のようです。

水晶切子玉( 古墳時代後期 )4.2 cm / 御売約
赤瑪瑙管玉( 古墳時代後期 )2.3 cm / 御売約

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