古代ローマ 馬の飾り

青銅の装飾品で、短刀の柄頭( つかあたま )として嵌められていた馬のマウントです。

ローマの柱廊遺跡出土品ではローマ軍や剣闘士の刀に神話と関連をもつ青銅製の柄頭が見られ、語るに及ぶほどの知識はないのですが、余り高価でないので佳いものがあればと捜している小品です。ローマ美術を掌の上で遊ぶ愉しみも、ごくありきたりの影の吟味をするのも同旨なのですが、馬と云うモチーフも好みながら傑れた彫刻の気配があって中々嬉しいものが見つかったと喜んでいます。

西欧ではよくあるように、“ cleaned and treated / 洗浄と保護による手入れ” を施していて、全体に薄い油膜による艶が見られます。古色を覆った艶はそぐわないものに思えますが、小品としての魅力は充分保たれています。

古代ローマ 馬の飾り( 1 – 3世紀 )外径 2.7 cm – 高さ 3.1 cm / 売約済み

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店 ( 12:30 – 19:00 )
世田谷・
二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分