最近どうしても土ものや味の出た木の道具にばかり目が行ってしまうという頃に、とてもキレイな鉄の道具を見つけました。
かっちりと焼けた薄造りの鉄に点綴(てんてい)した5ミリ程の穴の羅列。現代芸術にある図案を眺めているようなモダンで力強いオブジェで、元は鎧の肩に付いていた武具の一部だそうです。穴は糸留めのためのものです。
一辺倒な美ばかりを追いかけてもつまらないと、偏屈な態度で眺めているのではありませんが、こうした道具に美の観念を持って壁に飾って空間の花とする、そうした遊びは古道具ならではの愉しみ方だと思います。
鎧の肩留め (売約済み)
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