黒高麗茶碗

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端正な器形をした黒高麗茶碗です。

色の安定したものを目にする機会は稀で、ただ黒を土に上塗りしただけ──という印象の拭えないものが多い中で、しっかりと色相が深く坐っていると感じられるものを手にするのは初めてです。長らく使われていなかったものと見え、初見こそ渇いた手触りが感じられたものの、暫く手元に置いてよく使い込むことで瑞々しさを得て、茶陶として蘇生した様相を呈し始めています。

面によって生じた陰影と異なり、それ自体に沈着した漆黒釉調の陰を眺めていますと、なにかしら生活の深い意味を伝えているもののように思えてきます。とても純粋な部分を感じ、名品という姿に着替えただけということもなく、使うことを愉しみながら長く手元に置いて頂きたいと感じる良碗です。

全体にカセが見られますが、瑕はありません。

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黒高麗茶碗 ( 高麗時代 / 共箱・仕覆付 )外径 11.8 cm – 高さ 6.5 cm / 売約済み

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黒高麗塩笥茶碗

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塩笥(しおげ)は塩や味噌を入れた小さな壺で、茶人が茶碗として用いた古陶でもあります。あるいは茶席で火入れとしたり、その形から見立ての道具として用いられたようですが、現代では珈琲カップにするつわものもいるようで、呑める器であれば何でも酒器にという酒徒はもちろん酒器とします。

黒褐色と云うべきか、これは大変に見事な色で、いいものを見つけたという気がしています。丁寧な金繕いで見た目にも美しい直しが施されています。しかしながら惜しまれるは水漏れのあることで、口部から筋状に入った細ヒビ二箇所とピンホールのような小さな穴から水がじわりと染み出ます。いずれも側面からのもので、水が染みるだけなので簡単な補修(応急処置)対応で済みますが、ご承知置き下さい。

合わせ箱が付属します。

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黒高麗塩笥茶碗(李朝期)口径 6 × 6.8 cm – 胴径 11.5 cm – 高さ 7.4 cm / 売約済み

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