志野織部草文小徳利

春になって忙しさを増すと、最初は両手で、次いで片方の脚で──と、ピアノと踊りを同時に演じるような慌ただしさの中にあります。去る者は日々に疎しと云うのか、暫くご紹介を怠ると変わりばえのしないように思われてしまうのですが、何から伝えたものかと判らない程に好きなものが蒐まってもいます。

志野織部では江戸初期の作りで、草文の小徳利を見つけました。余白のきいた三面の絵様と長石釉の具合が好みで、半合も入らないような背の低い恰好にも好ましさを感じます。それぞれの角度から愉しむことの出來る徳利の形状にあって厳しい目を向けられるとも思うのですが、処々方々好ましい優品で、うら若い表情が愉しまれます。

口部に金継ぎによる繕いがありますが、油には使っていなかったもので酒器としても実用して頂けます。容量はおおよそ80cc、桐箱が附属します。

志野織部草文小徳利 ( 江戸初期 )外径 6.3 cm – 高さ 9.2 cm / 売約済み

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