エッジング( 佐野 洋子 )

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今夏、 『 骨董 うまこし 』 さんが小さなお店を構えられました。ご自身の好みに合ったものをひとつひとつ丁寧に扱われる素晴らしいお店で、このような方がご近所に居られるのは、ちょっとした自慢でもあります。

このエッジングはうまこしさんよりお頒け頂いたもの。ちょっと豪奢で、芸術的な感じのするものというよりも、個人の人間の中にある潜在意識や倒錯といったものが表現されている作品かもしれません。ジャン・コクトーのようでもある、と言われて合点の行ったところもあります。

うまこしさんによって選ばれた物を前にすると、本当に興味深いものにたどり着くまでには、山のようなたわごとを潜り抜けなければならない──ということを思わず忘れてしまいそうになります。余りにも労せずして、はるかに慎重で、深いものが集まっている場面に立ち会わせてもらっていたのだということを、今さらながらに痛感しています。

佐野洋子さんは 『 100万回生きたねこ 』 を代表作とする絵本作家。惜しくも2010年に亡くなってしまっているそうですが、このエッジングは過去の展覧会にて販売された作品だということです。

※エッジングはうまこしさんで扱った価格そのままです。

骨董 うまこし
東京都世田谷区用賀4-28-14 MEAN ( 1F )
水・木・金・土 / 13 – 18時
http://umakoshi.exblog.jp/
( 当店から徒歩15分程です )

佐野 洋子 エッジング / 売約済み
( 額 )縦 39.3 cm – 横 30 cm
( 作品寸法 )縦 10.3 cm – 横 8.2 cm

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別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

鉄鉢

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数学上の理論では線の美しさには等式が存在していて、最も美しい定理というものが今も探されているのだそうです。『比率が安定した美感を与える』という法則がおそらく自然に織り込まれていて、さまざまな物を目にする機会を得ても、美妙なバランスを保っていると感じられるものは思う程には見つかりません。長年蒐集に努めておられた目の利いたコレクターの方より、幸運にもお頒け頂くことができました。

托鉢用の金属器だと思いますが、薄作りで、このように線のきれいなものは初めて手にしました。球体状のフォルムのなかに影がすべっていて、緑青の淡緑色が一円に覆っています。僧が食物を受けるのに用いた丸い鉢を「鉄鉢」と呼称しますが、こちらは鉄ではなく、砂張のような合金かと思います。

花映りもよく、小振りな枝などよく似合います。

鉄鉢( 高麗時代 )外径 13.5 cm – 高さ 9.7 cm / 売約済み

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南方美術店

堅手茶碗

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暖かい日が続くので読書をして過ごしていたら、小春も過ぎていよいよ夏だねなどという会話を聞く。暦の上では10月を小春というのだそうで、随分気の早い春だなと思うのですが、小夏はいつかしらと思って調べてみますと6月下旬から7月初旬とまさに小夏なので、日本語というのはつくづく難しいものだと思います。

高科書店というところから出版されているカフカの自選小品集は、活字の大きさ、用紙、版組みまで丁寧に整えられていて好きなものです。灰色表紙の一巻と、それに青や緑を少し加えたような色表紙の二冊を合わせた三冊が並びますと一層綺麗です。ヨーロッパの映画に色の付いた紙袋を風船代わりに遊んでいる子供たちを映した映画がありましたが、そんな空気の一端が感じられるように思います。

白磁と堅手の区別はなかなか曖昧な気がしていて、どこからを堅手と区別したものかまだ正直判らない気もしています。人気を博すものではないとしても、これくらい魅力的なものはないのではないかという思いがあって、素っ気ないなどと評されたら口も聞かないような入れ込みようです。実際に手にして頂けなくては魅力が伝わるとも思えないのですが、また、堅手としてはやや値の張るものとも思いますが、長く大切にしていただける良碗かと思います。

合箱が付属します。

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堅手茶碗 ( 李朝時代 )外径 15.2 cm – 高さ 7.5 cm / 売約済み

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骨董古美術古道具 南方美術店

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青銅の分銅

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阿片の重さを量るために使われたオピウムウェイトと呼ばれる分銅です。鳥型は割合ありますが、これだけ出来の良い獅子の形のものは初めてです。近年は入手も難しくなりました。鉄ではなく、青銅を使った優れもので、雄勁な佇まいが目を惹きます。

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青銅の分銅 ( 18世紀 ) 幅 3.2 cm – 高さ 4.9 cm / 売約済み

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三嶋平茶碗

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線彫りしたところに白土を埋めて象嵌にしたものを三嶋と呼びます。菓子器として用いるべきかと思う浅いものですが、平茶碗と書き付けられているように茶陶として古色を帯びるまで使い込まれることで、古陶ならではの魅力を呈しています。ちょうど和文の柔らかさと、漢文の強い力とを両手にそなえたような存在と云えばよいでしょうか。

御茶など点ててみますと、やや浅いとは感じるものの、点て慣れている方には難しくないように感じられます。水分を吸い込むと古色が漲るように発揮され、一段と深い表情を愉しむことができます。段々と樹が青くなって好い心持ちになって、夏向きの平茶碗をという時分になって美しい枇杷色の古陶です。

金繕いが口縁部に見られます。画像には掲載しておりませんが、表千家宗匠による書付箱が付属します。

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三嶋平茶碗( 李朝初期 )外径 17.3 cm – 高さ 4.9 cm / 売約済み

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安南青花鳥文壺

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朱印船貿易以前に作られた古手の安南染付で、鶉のように小さく丸まった壺に花鳥の染付が描かれています。

書画をルーツにもつ所以からか、絵筆による薄い青一色の染付にも技巧のみならず文化としての聲がきこえる様で、灰色の胎に薄い白化粧を施した肌に長閑さを感じていますと、何処からともなく春の訪れを迎えたような心持ちになります。

海底の泥の中にあったことで美しい釉調を保つことのできたもので、当時の中でも出来の良い名品に属するものであったのではないでしょうか。安南古陶に関心のなかった方にもこれならばと親しみを感じて頂ける物のように思っています。

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安南草花鳥文小壺 ( 15 世紀頃 )外径 5 .5 cm – 高さ 5 cm / 売約済み

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黒高麗茶碗

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端正な器形をした黒高麗茶碗です。

色の安定したものを目にする機会は稀で、ただ黒を土に上塗りしただけ──という印象の拭えないものが多い中で、しっかりと色相が深く坐っていると感じられるものを手にするのは初めてです。長らく使われていなかったものと見え、初見こそ渇いた手触りが感じられたものの、暫く手元に置いてよく使い込むことで瑞々しさを得て、茶陶として蘇生した様相を呈し始めています。

面によって生じた陰影と異なり、それ自体に沈着した漆黒釉調の陰を眺めていますと、なにかしら生活の深い意味を伝えているもののように思えてきます。とても純粋な部分を感じ、名品という姿に着替えただけということもなく、使うことを愉しみながら長く手元に置いて頂きたいと感じる良碗です。

全体にカセが見られますが、瑕はありません。

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黒高麗茶碗 ( 高麗時代 / 共箱・仕覆付 )外径 11.8 cm – 高さ 6.5 cm / 売約済み

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藍九谷 鹿文皿

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表向きのかたちを見ても、鹿の文様というのは愛嬌があって大変可愛らしく、逞しくもなければ器用そうでもない、少し抜けた感じのする絵が佳いと思います。やや変形的な文様の囲いの中に、そっと耳打ちしたくなるような鹿の図。幾分頼りないものではありますが、杳杳たる角を持ち、草の上で臥る(こやる)姿は和みどころです。

高台内に目跡1箇所、高台内外に圏線と銘があります。口縁部に銀直しがありますが、その他好い状態を保っています。

古箱が附属します。

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藍九谷 鹿文皿( 箱付 )外径 14.4 cm – 高さ 2.6 cm / 売約済み

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江戸硝子盃

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色硝子、うすはり、細かな面をとったもの、一寸小さなもので丁寧につくられているものなど、いくつもの硝子が並んでいます。

酒器としてコンディションのよいものになっているのも嬉しいところですが、ひとつ目の端に置いてあることに嬉しさなど感じていただけたらと思います。

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江戸硝子盃 ( 江戸幕末 – 明治初頭 )15,000円 ~ 22,000円 ( 全10種 )6点御売約

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李朝 鉄瓶

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朝鮮北西部、中国との国境に近い地で作られていたという鉄瓶。幾枚かの鉄を張り合わせて作った繋ぎ目とフォルムの美しさが相まって、美妙なバランスを形成していると感じます。探しておられた方も多いのではないでしょうか。

内部に錆が出ているため、丁寧に錆を落としてから煎茶など沸かして根気よく使ってゆくことで実用される方もおりますが、花入れや鑑賞として愉しまれる方が無難かと思います。

清朝中期の物とされる事もありますが、土地の性質上、清朝 / 李朝どちらと言っても差し支えないものとされています。

嬉しいことに水漏れもなく、花入れなどにも扱いやすいものです。

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李朝 鉄瓶 ( 1750 – 1820年頃 )外径 16 cm – 高さ 16.8 cm – 把手高さ 27.5 cm / 売約済み

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