デルフト筒盃

デルフト筒盃 / 御売約( sold )-
⌀ 6.1 cm – H 6 cm
オランダ 16 世紀

かぼちゃのパイを焼き始めた17世紀より以前に焼かれたオランダの軟陶です。比較的に焼き締まった胎土に橙色の雑釉を粗っぽく掛けた筒型陶器、形の歪みにも美妙なバランスを発揮しています。土臭があり酒器には臭いを抜く手間が必要です。水漏れはありません。

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別途送料600円、振込手数料がかかります。

デルフト 素焼き鉢( 半製品 )

展示会出品商品のご紹介です。

10. デルフト 素焼き鉢( 半製品 )26,000 –
1700 – 1780 年
オランダ・デルフト窯
⌀ 19.3 cm – 10 cm

資料でしか見ることのなかったデルフト窯無釉の半製品。焼成時に欠損が見られたため施釉されずに破棄されたか、施釉する前の素焼きの状態で保管されていた物かと思います。資料としても稀少ですが、書載品より肌の美しいものです。

会場にてご覧下さい。

古美術展示即売会 あなぐり
会期 : 2021.02.27 ( 土 )- 28( 日 )
時間 : 11:00 – 18:00
会場 : BOOTLEG gallery
東京都新宿区改代町40 / 地下鉄東西線・神楽坂駅1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . toripie . 南方美術店

《 通販について 》
当店の企画展出品商品のご購入はご来場の皆様を優先させて頂きます。会期終了後、在庫がある物に限り通販対応させて頂きますのでお問合せ下さい。尚、出展者ごとに対応が異なります。通販ルールについては各店までご確認下さい。

《 整理券配布について 》
当日の入場整理券の配布やご入場にあたっての注意事項は公式アカウントに記載があります。Instagram @anaguri8 よりご確認下さい。

錫マグカップ

展示会出品商品のご紹介です。

9. 錫マグカップ / 25,000 –
17 – 18 世紀
オランダ
⌀ 6.5 cm – 7.7 cm

近世ヨーロッパ、錫製品としては古手のマグカップです。出土品につき散々踏みつけられたように傷んでいますが、歪つな鈍色のオブジェとして愉しんでいました。

会場にてご覧下さい。

古美術展示即売会 あなぐり
会期 : 2021.02.27 ( 土 )- 28( 日 )
時間 : 11:00 – 18:00
会場 : BOOTLEG gallery
東京都新宿区改代町40 / 地下鉄東西線・神楽坂駅1b出口徒歩7分
出展者 : IMADO . うまのほね . 古美術花元 . 書肆逆光 . 志村道具店 . トトトト . toripie . 南方美術店

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白釉大皿( イタリア 18世紀 )

四彩の手慣れた文様が額( ひたい )からぶら下がるような恰好で絵付けされたもので、絵と余白とのバランスによって肌の美しさの利いた素晴らしい西欧陶器の大皿に出合えました。

資料にあるように、マジョリカ陶器には"貴族の紋章"を付した食器一式が博物館のコレクションとして収蔵されており、紋章は注文品に見られる特徴のひとつとしても記載されています。余り詳しい分野ではありませんが、本品もそのような類のものでしょうか。フレンチ・ファイアンスとの区別が難しいのですが、絵様が"余分なもの"としてでなく巧く効果を発揮しているものの好例かと思っています。

おおらかな丸形の器体にフラットとは云いにくい底面があり、ややガタつきがあります。歪みを伴った正円から楕円の麦わら帽型、浅いニュウが十時の方向より見られますが、実用に差し支えなく、長くお役立ていただける器かと思います。

白釉大皿 ( イタリア 18世紀 )径 35.8 cm – 高 5.6 cm / 御売約

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白釉ポット ( イングリッシュデルフト )

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寒さに雪を伴ってしまうとただ日を繰るばかりで、窓覆いを引き下して暖をとり、温かい御茶を沸かしては飲みという日が続きます。趣味や読書に思い耽り、しばらく無聊( ぶりょう )をかこつと、いつの間にか跡切れるようにして雪は溶けているという具合で、寒い寒いとひとりごちていた日も、離れてゆこうという段になると惜しまれるのが不思議です。

オランダのデルフト陶器にもイギリスで作陶されたイングリッシュデルフトと云うものが在ります。穏やかと言うと白くて柔らかいとか、目に優しいなどと云いますが、ここで云うのは新しい杉の鉛筆や、一綴りの紙片などの書き物に交じって、端なく置かれたものに対する親密さのようなものかもしれません。

口縁部に僅かに釉剥げが見られますが、嬉しいことにかなり好い状態で残っています。ニュウの他、中心から二つに割れてしまった物を丁寧に溶着した痕が見られます。

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白釉ポット ( 17 – 18世紀 ) 外径 4.7 cm – 高さ 3.5 cm / 売約済み

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南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

マヨリカ 鳥文碗 ( 陶片 )

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鳥文はペルシャ三彩の影響を受けたスペインのマヨリカ陶の伝統の一部で、それ自体に作家の個性はないのですが、様式的なものという印象はさほどなくて、歴史的に多くの土地の文化を織り込んでいることと、陶片であることとが複雑に絡み合って何かしら心を惹きつけるものがあります。

画面を鑑賞するよりもそれならではの形によって眺められる佳さがあって、動きが少なく、吟味すべきニュアンスがあり、作家の画がそうであるように可視できないものを見ているという感覚は説明が難しい。読書が省いてしまっているものを直截手に取り感じ取るような体感と云えばいいでしょうか。価値も趣意もはっきりとしない物に新しい感触を掘り起こされて、色眩しさも適度に落ち着きが感じられるため長く眺めていることができます。

高台から推定するに直径13センチ、高さ6cm程の碗であったと思われます。高台部分はしっかりと残っており、形のよさなど玩味して頂きたい小品です。

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マヨリカ 鳥文碗 陶片 ( スペイン 15 – 16世紀 ) 9 × 10.2 cm – 高さ 6.2 cm / 売約済み

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西欧白釉陶器

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低火度で焼かれた軟陶のような釉調で、ゆったりとした筒状の白釉器ゆえに御茶席で建水( 湯こぼし )として用いられていたそうです。

このような形だと西欧では元来何に使ったのだろうと考えているのですが、フェルメールはデルフトの古い筒容器を絵の具入れとして使っていたとも訊くし、ドイツの古い映画では仔牛が草を食む( はむ )のにストーンウェアを使っていたので、よく軟膏であったりクリームを入れた容器と教えられるのには共感できない。町の景色の一番端の方で印象淡く、どこにも属さないでひっそりとしていたのを茶人に拾われて、たまたま建水などに使われてしまったという筋書きの方が愉しいように思います。

胡粉を混ぜたような淡い灰色が白一色の中に斑をつくっていて、象牙のように白皙な色も冬によく合います。下縁部に小さな欠けが二箇所ありますが、その他に目立った傷は見られず水漏れもありません。桐箱が付属します。

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西欧白釉陶器 ( ドイツ 20世紀初頭 )外径 14.7 cm – 高さ 9.6 cm / 売約済み

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企画展 5人のコレクション展 vol.1

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有名無名に関わらず、個人のコレクション品を展示する機会を設けたいと日頃より温めていた企画展をこの度開催させて頂くこととなりました。味わい深い鉄の道具、民藝、世界各地の民族のもの、西洋のもの、本格骨董まで、5人の個人蒐集家の集めた珍しいものを店内にて展示販売致します。

N氏 鉄と民藝
H氏 酒器
A氏 東南アジア王朝美術 / 安南古陶
M氏 西洋 / 民族もの
J氏 柿右衛門

*その他、上記以外のものも複数並びます。

企画展 5人のコレクション展 vol.1
会期 : 10/7(土)~10/15(日)
(会期中は全日営業いたします。)
時間 : 12:00 – 19:00
会場 : 南方美術店

順次、商品と併せて出展者のご紹介もさせていただきます。

南方美術店

スリップウェア大皿 ( 深鉢 )

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催事を終えると、木や鉄や石の道具のようなものはひと通りなくなってしまって陶器屋さんになる。古い硝子のものが少し残って、何とか陶器一辺倒にならずに済んだことにはほっとしていますが、また好い物を蒐めなければならないということもこれからの愉しみでもあります。

スリップウェアに関して知っている事はあまり多くはないのですが、アメリカに渡った移民が“レッドウェア”なる軟陶を作っていて、石炭オーブンの中でパイを焼くなど、今にも砕けてしまいそうで、形として残っていることが不思議に思われます。小品好みで、大きな物を扱うことは少ないのですが、赤褐色の古色や、煤で黒くなった縁、使い込まれて縁にできた古い欠けなどもバランスがよく、大胆で、しっかりと飾って様になるものはなかなかないように思います。

表側は目立ちませんが、焼成時の縁の欠けから通ったヒビを補修した痕、底部にも同様の補修が見られます。

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スリップウェア大皿 深鉢 ( アメリカ 19世紀 )外径 33.8 cm – 高さ 6.8 cm / 売約済み

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骨董古美術古道具 南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
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ローマングラス注器

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古代の硝子は形のための形ではないような気がする。用途よりも精神や理想が大切にされ、それが結晶のように形となって偶然に顕われたものと云っては気障っぽいのですが、吹き硝子の発明とともに産業化したローマングラスにも、まだ偶然の形は保たれているように思えるのです。

硝子はそれ自体で多く自然に存在しているものではないから、白砂や珪石を使って人の手に依って硝子になる。そこに色や形が加わって現存した物の中から、銀化の美しいものや、色の美しいもの、用を成すものにより分けられて尊ばれてきた。

この硝子の場合、胴部に空いた穴も、ヒビの通った肌も、損傷には違いないのですが、この硝子そのもので、他に成りたちようもなく、自然に存在しているように思われます。

他に四点のローマングラスが入荷しています。

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ローマングラス注器 (紀元3-4世紀) 外形 7 cm – 高さ 8.8 cm / 売約済み

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骨董古美術古道具
『南方美術店』

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