秋の催事のお知らせ

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雨の音が繁くなると共に企画展を終えて、店舗は10月16日から24日までの9日間を休業日とさせて頂きます。たくさんの方にご来店頂き、本当にありがとう御座いました。

10月21-22日は東京の目白、29日は六本木ミッドタウンにて骨董月刊誌 『 目の眼 』 の創刊40周年記念骨董市、11月4-5日は 『 秋の鎌倉古美術展 』 に出店致します。

それぞれ愉しみにしている催事で、そのいずれも魅力的なもの、人々が午後に集まって、きっと賑やかなものになると思います。

いずれも週末の開催になりますので、お出掛けがてらお立ち寄り下されば幸いです。

店舗は10月25日から28日の間、通常営業しております。

南方美術店

企画展 5人のコレクション展 ( 10/7 – 10/15 )

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10/7より企画展 『 5人のコレクション展 』を開催しております。大小さまざまなものがある中から何をご紹介しようかと思いながらも当日を迎えてしまい、開催時間にもなると慌ただしく、開催当日は情報の更新が出来ておりませんでした。

今回の展示では5人の個人コレクターの商品と併せて当店のものも若干並べさせて頂いています。和洋問わず様々な形、価格のものが幅広く並んだ展示となっています。初日以外は店内落ち着いて見られるかと思いますので、連休を利用してお近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。

企画展 5人のコレクション展 vol.1
会期 : 10/7(土)~10/15(日)
(会期中は全日営業いたします。)
時間 : 12:00 – 19:00
会場 : 南方美術店

企画展 『 5人のコレクション展 』 商品紹介

10月7日(土)より企画展 『 5人のコレクション展 』 を開催致します。

今回の企画展では、名品であるとか稀少であるとかということではなく、個人が好きで蒐集したものを並べることをテーマとしています。そのため、骨董的価値の高いものがあったり、その傍らには何ということのない物が並んでいたりと、企画展ならではの愉しさを感じて頂ける内容になったのではないかと思います。

約80点近くの品物が集まりました。開催までの期間、その一部を少しずつご紹介致します。

8

『 ラッパを吹く少年 』 / イタリア

7

李朝 石小壺

3

シュナップスボトル / ドイツ – オランダ 1800年頃

4

初期伊万里豆皿 / 1650年代

2

磚仏 / 15-16世紀

他、酒器、鉄の道具、紙ものなど、順次ご紹介致します。

南方美術店

企画展 5人のコレクション展 vol.1

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有名無名に関わらず、個人のコレクション品を展示する機会を設けたいと日頃より温めていた企画展をこの度開催させて頂くこととなりました。味わい深い鉄の道具、民藝、世界各地の民族のもの、西洋のもの、本格骨董まで、5人の個人蒐集家の集めた珍しいものを店内にて展示販売致します。

N氏 鉄と民藝
H氏 酒器
A氏 東南アジア王朝美術 / 安南古陶
M氏 西洋 / 民族もの
J氏 柿右衛門

*その他、上記以外のものも複数並びます。

企画展 5人のコレクション展 vol.1
会期 : 10/7(土)~10/15(日)
(会期中は全日営業いたします。)
時間 : 12:00 – 19:00
会場 : 南方美術店

順次、商品と併せて出展者のご紹介もさせていただきます。

南方美術店

エッジング( 佐野 洋子 )

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今夏、 『 骨董 うまこし 』 さんが小さなお店を構えられました。ご自身の好みに合ったものをひとつひとつ丁寧に扱われる素晴らしいお店で、このような方がご近所に居られるのは、ちょっとした自慢でもあります。

このエッジングはうまこしさんよりお頒け頂いたもの。ちょっと豪奢で、芸術的な感じのするものというよりも、個人の人間の中にある潜在意識や倒錯といったものが表現されている作品かもしれません。ジャン・コクトーのようでもある、と言われて合点の行ったところもあります。

うまこしさんによって選ばれた物を前にすると、本当に興味深いものにたどり着くまでには、山のようなたわごとを潜り抜けなければならない──ということを思わず忘れてしまいそうになります。余りにも労せずして、はるかに慎重で、深いものが集まっている場面に立ち会わせてもらっていたのだということを、今さらながらに痛感しています。

佐野洋子さんは 『 100万回生きたねこ 』 を代表作とする絵本作家。惜しくも2010年に亡くなってしまっているそうですが、このエッジングは過去の展覧会にて販売された作品だということです。

※エッジングはうまこしさんで扱った価格そのままです。

骨董 うまこし
東京都世田谷区用賀4-28-14 MEAN ( 1F )
水・木・金・土 / 13 – 18時
http://umakoshi.exblog.jp/
( 当店から徒歩15分程です )

佐野 洋子 エッジング / 売約済み
( 額 )縦 39.3 cm – 横 30 cm
( 作品寸法 )縦 10.3 cm – 横 8.2 cm

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

古唐津平盃

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蒼味をおびた灰色の、日が差したように明るい色が映っている平盃で、口縁部に黒い縁取りのされた“皮鯨”という手の古唐津です。

他から際立っているというよりも、居心地よく、肯定的な空気が漂っていて、人にそれと分からぬように影響を与えるような、折り目正しい姿をしています。些細な点までも好い気配に覆われて、喉につかえた不安のようなものもなく、酒器として愉しみながら持って頂きたいものです。

口縁部に銀直し、銀直しの一部に小欠けが見られます。

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古唐津平盃 ( 箱付 ) 外径 10.5 cm – 高さ 3 cm / 売約済み

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

ウィンザーチェア

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西洋の家具のなかでもウィンザーチェアは好きで、形が装飾的でないものがより好ましいと思います。特に20世紀に入ってしまうと、余り作りのよいものがない印象です。背面(背もたれ)がスティック状になっていることから「スティックバックチェア」と呼びますが、轆轤で木を円く削ってから手作業で一本一本の先端を細くする作業など、手間のかかったものでもあります。手触りを確かめたり、腰かけてみたりしていると、それが古い習慣であるかのように馴染んで感じられて、どのような空間にも調和するのが魅力です。

後脚に一箇所、1cm程度の擦り傷が見られます。メンテナンスがされており、ぐらつきもなく、好い状態を保っています。

ウィンザーチェア( 英国 19世紀 )座面の幅 41 cm – 座面の高さ 43.5 cm – 背面の高さ 87.8 cm / 売約済み

メールによるご注文こちらから」
別途送料/振込手数料がかかります。

南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

鉄鉢

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数学上の理論では線の美しさには等式が存在していて、最も美しい定理というものが今も探されているのだそうです。『比率が安定した美感を与える』という法則がおそらく自然に織り込まれていて、さまざまな物を目にする機会を得ても、美妙なバランスを保っていると感じられるものは思う程には見つかりません。長年蒐集に努めておられた目の利いたコレクターの方より、幸運にもお頒け頂くことができました。

托鉢用の金属器だと思いますが、薄作りで、このように線のきれいなものは初めて手にしました。球体状のフォルムのなかに影がすべっていて、緑青の淡緑色が一円に覆っています。僧が食物を受けるのに用いた丸い鉢を「鉄鉢」と呼称しますが、こちらは鉄ではなく、砂張のような合金かと思います。

花映りもよく、小振りな枝などよく似合います。

鉄鉢( 高麗時代 )外径 13.5 cm – 高さ 9.7 cm / 58,000円

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

南方美術店

スリップウェア大皿 ( 深鉢 )

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催事を終えると、木や鉄や石の道具のようなものはひと通りなくなってしまって陶器屋さんになる。古い硝子のものが少し残って、何とか陶器一辺倒にならずに済んだことにはほっとしていますが、また好い物を蒐めなければならないということもこれからの愉しみでもあります。

スリップウェアに関して知っている事はあまり多くはないのですが、アメリカに渡った移民が“レッドウェア”なる軟陶を作っていて、石炭オーブンの中でパイを焼くなど、今にも砕けてしまいそうで、形として残っていることが不思議に思われます。小品好みで、大きな物を扱うことは少ないのですが、赤褐色の古色や、煤で黒くなった縁、使い込まれて縁にできた古い欠けなどもバランスがよく、大胆で、しっかりと飾って様になるものはなかなかないように思います。

表側は目立ちませんが、焼成時の縁の欠けから通ったヒビを補修した痕、底部にも同様の補修が見られます。

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スリップウェア大皿 深鉢 ( アメリカ 19世紀 )外径 33.8 cm – 高さ 6.8 cm / 売約済み

メールによるご注文こちらから」
別途送料(全国一律)600円/振込手数料がかかります。

骨董古美術古道具 南方美術店

世田谷・二子玉川駅より徒歩11分 / 用賀駅10分
世田谷美術館/五島美術館/静嘉堂文庫美術館より徒歩15分

春の鎌倉古美術展

明日より二日間、春の鎌倉古美術展に参加します。

http://buddhismart.ec-net.jp/2017-kamakura-haru.html

一階のフランク・ロイド・ライト風に建築された洋間と、二階の畳敷きの部屋とがあって、鎌倉の奥まった土地で、長閑な時間を感じられる避暑地のようなところに会場はあります。混雑もありませんので、皆くつろいでいます。古美術の話ばかりでなく、雑談などできるのがこの催事のよいところで、無用な線引きは存在しません。玄関にはウェルカムシャンパンなども用意されている和みようです。鎌倉観光がてら、お立寄り下さい。

春の鎌倉古美術展
会場 : 西御門サローネ( 旧里見弴邸 )
会期 : 2017年5月6日(土)- 5月7日(日)11時 – 17時30分

http://www.nishimikado-salone.jp/index.html

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南方美術店