ケルデル瓶

"このような酒瓶は、オランダ船の水夫たちが永い航海中に飲んだリキュールやジンを入れたもので、長崎港に停泊中にそれらの空瓶を海中に投棄していた。しかし、ビードロ( ガラスの意 )の瓶は、当時のわが国では珍品中の珍品であったから、水を入れて沈められたそれらの空瓶を、水中にもぐって拾い集め、高値で数寄者に売るものが現れた。"( ガラスの話 / 由水常雄 )

オランダのレールダム地方で作られたジンボトルということが現地のガラス美術館の研究史から判っているそうですが、肩の張ったもの、下がったもの、文字の入ったもの等、よく似た形態で時代を跨いで生産されていたようで、様々な作りの酒瓶を目にする機会があります。以前無色のガラス瓶を扱って以来姿に魅力を感じる物は中々見つけられていなかったのですが、大振りで、存在感の引き立った物を久々に見つける事が出来ました。実物を見なければ判断のつかないような物ですので、手に取ってご覧頂ければと思います。

ケルデル瓶( オランダ・18世紀 )幅 10.5 cm – 高 27.5 cm / 38,000円

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