李朝民画虎図

李朝民画の中では護符に描かれる虎のようで、かなり寓話的な一枚かと思います。山の深い水溜まりに落ちた虎と鵲( カササギ )がやり取りをしている旧話の場面で、紙芝居のひとこまのようでもあります。

このような雑画では虎は雑鬼を追い払うために描き、門や室内の住空間に飾ったそうですが、絵師によるものとも坊主によるものとも思える墨描きの絵で、諧謔的で好ましい一枚ではないかと思います。絵は屏風から剥がしたマクリを額装してあるため、写真は硝子越しでぼやけていて、実際の魅力が写っていないように感じられます。

落款を押し損ねたような朱が見られますが、判別は出來ていません。他所では余り見られないような民画を数枚見つけられましたので、併せてご覧いただければ幸いです。

李朝民画虎図( 李朝時代 )額寸法 48.5 × 33.4 cm / 85,000円

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