金環

古墳から出土する金環( 耳飾り )は青銅に鍍金を施したものが多く、剥落の少ない金環も見られます。こちらは鍍金が円の内側にごく控え目にあって、地金である銅の色や環の輪郭に印象が支えられているのですが、目立って傑れたものと云うよりもごく個人的に選んだ向きのある品です。

何を以って美しいとするのかは難しいのですが、おそらく金環と云うより銅環と認識して見ていただいた方がよいくらい飾り気のないもので、それくらいのものを好むと云うのもあるかもしれませんが、バランスと銅味が良いと思います。所有したい品と傑れた品とのあいだには必ずしも一致しないものがあるように思うのですが、実際に手に取り、気に入って頂ける方の手へとお渡しが出來れば嬉しいと思います。

金環 ( 古墳時代 )径 2.4 cm / 35,000円