朝鮮北西部、中国との国境に近い地で作られていたという鉄瓶。幾枚かの鉄を張り合わせて作った繋ぎ目とフォルムの美しさが相まって、美妙なバランスを形成していると感じます。探しておられた方も多いのではないでしょうか。
内部に錆が出ているため、丁寧に錆を落としてから煎茶など沸かして根気よく使ってゆくことで実用される方もおりますが、花入れや鑑賞として愉しまれる方が無難かと思います。
清朝中期の物とされる事もありますが、土地の性質上、清朝 / 李朝どちらと言っても差し支えないものとされています。
嬉しいことに水漏れもなく、花入れなどにも扱いやすいものです。
李朝 鉄瓶 ( 1750 – 1820年頃 )外径 16 cm – 高さ 16.8 cm – 把手高さ 27.5 cm / 売約済み
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