李朝堅手盃

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楓の葉を手のひらに乗せて叩くと何とも小気味のよい音が鳴ると訊いて、団扇のように大きな楓の葉が欲しくなった。おそらくは山野に入らなければ見つからないのですが、小さな銀杏の葉を摘んできて、水盤に見立てたデルフトの鉢に水を張って浮かべてみるとなかなか雅味があります。楽隠居の境地でしょうか。

梅花皮(かいらぎ)は、釉薬の縮れて鱗状になったものの呼称ですが、この李朝の盃には井戸盃よりもずっと控えめに高台裏に潜んだ梅花皮があって、これ見よがしに目に入らぬところが好ましいと感じます。和み、知らず識らずのうちに心の糧になる気配と云えばよいでしょうか。

小島の浮かんだような器形の、高さ半分にまで達するほどに底の厚いつくりは熱燗にも最適で、見込みに僅かに覗く釉切れや、御本、轆轤目などが全体に切り離しがたく結びついて調和しているのが好所です。

口縁に一箇所、アタリによって出来たニュウがありますが、実用には支障ありません。

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李朝堅手盃 ( 外径 7 cm – 高さ 4 cm ) 売約済み

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